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魔術学舎United第5期講師募集要項

魔術学舎Unitedとは

魔術学舎United (UniMagic / ユニマジック) とは、VRの世界に関係の深い技術を学ぶ学園空間型のイベントです。

15名~18名程度で構成されるクラスで、2週間の授業と1週間の修了制作を通して、技術についての知見を深めていきます。

概要

魔術学舎Unitedの開校期間はメインの授業期間2週間+修了制作期間1週間となっています。

5期の開校期間は、12/1~12/21となっています。よって、メインの授業期間は12/2~12/13うち、平日となります。

講師の皆様には、メインの授業期間2週間のうち13日 (期によって変動) 、22時から4560分間程度の授業を行っていただきます。

UniMagicでは、「なぜ?」を解決することを大切にしています。ツールの使い方やUnityでの実際の操作を教えるより、「なぜこうなるのか」を伝えていく授業の方がUniMagic”らしい”と言えます。

とはいえ、これに必ずしも沿う必要はありません。特にUnity本科については、Unity自体に不慣れな生徒も多いことが想定されるため、ツールの使い方なども重宝されるかもしれません。

内容については、大きく分けて以下の2通りの決定プロセスがあります。

  • 講師による授業持ち込み - 講師の皆様に行いたい授業内容を持ち込んでいただきます。基本的に内容はお任せになりますが、UniMagic運営によるフィードバックが発生する場合があります。 授業をしたい分野がある、得意分野を生かしたい方などにおすすめです。
  • UniMagic運営と相談 - 講師の皆様とUniMagic運営の間で相談したのち、講師の皆様の適性や過去期の授業フィードバックを総合的に鑑みて授業内容を決定していきます。 生徒により寄り添った授業をしたい方、様々な分野を幅広く身につけている方などにおすすめです。

任意参加ですが、修了発表の様子を観覧することが可能です。

また、講師と運営の双方の同意があれば、来期以降も引き続き講師をお願いする場合があります。

なお、検討の結果、講師としての参加をお断りする可能性もあります。ご了承ください。

学科について

5期に関しては「Unity本科」「アバターギミック本科」「blender本科」を開講します。

Unity本科

Unity本科は、主に技術面についての初心者を生徒の対象としています。

VRChatでより楽しく過ごすために不足ない技術力を手に入れることを目指します。

生徒の入学要件は、「アバターアップロードが自力で行うことができること」です。

修了時の目標は、「色変えや着せ替え等の、基本的なアバター改変を一通り行うことができる」「アバター改変を通して、Unityの基礎的な諸概念を身につける」ことです。

技術力の上限に関しては制限を設けておりませんが、「色変え」「着せ替え」について十分な理解のある方(=ツール等を使わずに改変ができる方)には、今後開校予定の専攻科や、アバターギミック本科への申し込みを推奨しています。

講師の皆様には、生徒が「基本的なアバター改変がある程度できる」レベルであることを念頭に授業を行っていただきたいと考えています。

入学要件と生徒の想定レベルに差異があることについては、以下で説明をします。

過去期カリキュラム

注:このカリキュラムは過去期(第3期)のものです。講師の皆様には主に、新たな「必修」講義を担当していただくことになります。

日程講義名授業種別講義概要
1日目Welcome to UniMagic!基盤系アイスブレークとして、「UniMagicでの学び方」を学びます。
2日目“魔法”のことはじめ基盤系Unityの画面と基本概念を学びます。
3日目素材が変われば色も変わる基盤系色変え改変を通し、アバターがなぜ見えるのかを学びます。
4日目アイテムは装備しないと使えない基盤系小物追加を通し、「親子関係」について学びます。
5日目身に纏うは無窮の風基盤系着せ替え改変を通し、ここまでの復習と応用を学びます。
6日目アクセサリーのつけ方必修小物追加の実例を通して、基盤系の復習をしつつ、Unityの細かいテクニックも学びます。
7日目3Dモデルが動く仕組み必修3Dモデルがどのようにしてできているか、どのようにして動いているかを学びます。
8日目徹底的に楽をするUnity必修Unity作業で楽をするための様々なツールについて学びます。
9日目アバターの負荷と軽量化・最適化必修アバターの負荷はどのようにして生まれるかを学び、簡単な軽量化/最適化としてAAOについて知ります。
10日目パーティクルのことはじめ必修パーティクルの基礎について、実例を見ながら学びます。

授業種別は以下の4種類となっています。

  • 基盤系
    • 各コースの中核を成す授業群として、つながりのある授業を行います。
    • こちらは、UniMagic運営中枢のメンバーが一連の授業を行います。
    • Unity本科においては、基盤系の授業は全て必修授業の前に行われます。よって、必修授業においては、基盤系で行われる内容を前提として頂いて構いません。 具体的には、「色変えや着せ替え等の、基本的なアバター改変がある程度できる」程度です。
  • 必修
    • 各コース毎に全員に受けてもらいたい授業を、単発形式で行います。
    • 講師の方には、基本的にこの授業を行っていただくこととなります
  • 選択
    • 参加者の興味に応じて好きな授業に参加していただけます。
    • 講師希望者の数が多かった場合、選択授業を開催する運びとなります。
  • Extra
    • 必修/選択で授業期間中に扱うためには レベルが高すぎる/内容が狭い 内容だが、受けたい人にとっては必要になる内容を、修了制作期間内に行います。
    • 通常の授業の枠に囚われない内容でも構いません。
    • こちらは、生徒の参加/不参加も任意です。修了制作の進捗と相談しながら、受けたい人だけが受講する形になります。 過去期には、生徒の約半数程度が受講しています。

アバターギミック本科

アバターギミック本科は、アバターギミックをこれから知っていきたい方や、改めて基本を学びたい方を生徒の対象としています。

アバターギミックの基本的な知識を得ることを目指します。

生徒の入学要件は「色変えや着せ替え等の、基本的なアバター改変が一通りできること」です。

修了時の目標は「ツールに頼らずとも、アイテムの出し入れ等の簡単なアバターギミックを作ることができる」「より複雑なギミックを作るために必要な考え方を身につける」ことです。

入学要件に満たない方には、同時開校のUnity本科への申し込みを推奨しています(Unity本科修了程度であれば、アバターギミック本科の入学要件を満たします)。

逆に、技術力の上限に関しては制限を設けておりませんが、「Animator」「プログラミング的思考」について十分な理解のある方(=ツール等を使わずにある程度複雑なアバターギミックを組める方)には、今後開校予定の専攻科への申し込みを推奨しています。

講師の皆様には、生徒が「Expression Menuを用いたアイテムの出し入れが、ツールなしで一通り可能」レベルであることを念頭に授業を行っていただきたいと考えています。

入学要件と生徒の想定レベルに差異があることについては、以下で説明をします。

過去期カリキュラム

注 : 講師の皆様には主に、ここに記載のない新たな「必修」講義を担当していただくことになります。

日程講義名授業種別講義概要
1日目Let's make it 0 to 1基盤系授業全体の概要を伝え、修了制作につなげるきっかけを作ります。
2日目お前はもう、動いている基盤系アニメーションの作り方を学びます。
3日目アバターギミック、アッセンブル!基盤系アニメーターコントローラーの使い方を学びます。
4日目俺はパーを出したぞ!(宣言)基盤系アバターギミックの同期 (Expression Menu/Parameters) について学びます。
5日目ギミック的思考術のススメ基盤系プログラミング的思考をベースに、アニメータ・アニメーションを理解するための考え方を学びます。
6日目「Poiyomi_Shaderの世界へ」必修Poiyomiシェーダーの設定、パラメーターなどについて学びます。
7日目ダイナミックにコンタクト必修Contactの設定および使用例について学びます。
8日目3Dモデルが動く仕組み-可愛いが動くまで-必修3Dモデルの描画などの仕組みについて学びます。
9日目ここから始めましょう Boolから……いいえ、Intから!必修Intパラメータを使ったギミックの組み方を実例を見ながら学びます。
10日目パーティクルことはじめ必修パーティクルの基礎について、実例を見ながら学びます。

授業種別は以下の4種類となっています。

  • 基盤系
    • 各コースの中核を成す授業群として、つながりのある授業を行います。
    • こちらは、UniMagic運営中枢のメンバーが一連の授業を行います。
    • アバターギミック本科においては、基盤系の授業の4日目までは必修授業の前に行われます。よって、必修授業においては、4日目までの基盤系で行われる内容を前提として頂いて構いません。 具体的には、「Expression Menuを用いたアイテムの出し入れが、ツールなしで一通り可能」な程度です。
  • 必修
    • 各コース毎に全員に受けてもらいたい授業を、単発形式で行います。
    • 講師の方には、基本的にこの授業を行ってもらうこととなります
  • 選択
    • 参加者の興味に応じて好きな授業に参加していただけます。
    • 講師希望者の数が多かった場合、選択授業を開催する運びとなります。
  • Extra
    • 必修/選択で授業期間中に扱うためには レベルが高すぎる/内容が狭い 内容だが、受けたい人にとっては必要になる内容を、修了制作期間内に行います。
    • 通常の授業の枠に囚われない内容でも構いません。
    • こちらは、生徒の参加/不参加も任意です。修了制作の進捗と相談しながら、受けたい人だけが受講する形になります。 過去期には、生徒の約半数程度が受講しています。

blender本科

Blender本科は第4期より新設された、Blenderの初歩的な扱い方を学ぶことを目的とした学科です。

Blenderを使ってできることの中でも、特に「モデリング」「ウェイト塗り」「テクスチャ」の3つに焦点を当てて、その基礎を実践と共に学んでいきます。

第5期においては、Blender本科における講師/メンターは募集しません

過去のUniMagicの傾向と、実際にBlenderを触る実践授業という形態から、質問が多く出ることが予想されています。メンターにつきましては、これらの質問対応がメインの役割となります。もちろん、他学科の講師と同じように修了制作発表の観覧等も可能です。

基盤系カリキュラム(予定)

日程講義名授業種別講義概要
1日目はじめの一歩、もう一度!基盤系Blenderについてなんとなく知ると共に、今回使うBlenderのバージョン等を確認します。
2日目Blenderを触ってみよう実践Blenderにモデルを読み込んで、「見る」ことを通して、Blenderを通した3Dモデルの見方や基本的な操作を学びます。
3日目点、線、面、立体基盤系3Dモデルがどのようにしてできているかを学びます。
4日目はじめてのモデリング実践簡単な形状を様々な方法で作ることで、モデリングの基本的な考えたを学びます。
5日目BlenderからUnityへ必修Blenderで作った3DモデルをUnityへ持ち込む方法について学びます。
6日目Bling-Bang-Bang-”Bone”基盤系Blenderにおいてボーンがどのように作られているか、またボーンとメッシュを繋げるウェイトペイントについて学びます。
7日目ヒトガタの姿実践簡易的な人型のモデルでスキニングを実践します。
8日目UVなのに、目に見える!基盤系3Dモデルに色を付ける方法、すなわちマテリアルについて学びます。
9日目作ったものに色を付けよう実践過去の実践で作ったものに対して、実際にテクスチャを当てることを実践します。
10日目もっとBlenderでできること今回紹介しなかった様々なBlenderの機能について、概要を広く紹介します。

授業種別は以下の4種類となっています。

  • 基盤系
    • 各コースの中核を成す授業群として、つながりのある授業を行います。
    • こちらは、UniMagic運営中枢のメンバーが一連の授業を行います。
  • 実践
    • 基盤系の内容について、実践を行います。
    • メンターの皆様は、主にこちらで出る質問の対応を行っていただくことになります。
  • 必修
    • 各コース毎に全員に受けてもらいたい授業を、単発形式で行います。
    • 今回の開催期に関しては、こちらの講師は募集していません。ご了承ください。
  • Extra
    • 必修/選択で授業期間中に扱うためには レベルが高すぎる/内容が狭い 内容だが、受けたい人にとっては必要になる内容を、修了制作期間内に行います。
    • 通常の授業の枠に囚われない内容でも構いません。
    • こちらは、生徒の参加/不参加も任意です。修了制作の進捗と相談しながら、受けたい人だけが受講する形になります。 過去期には、生徒の約半数程度が受講しています。

講師応募フォーム

以下のフォームから応募を行ってください。

https://forms.gle/dqwa2M1tohks5LaN7

「講師を行うか悩んでいるので相談したい」「講師をしたいが、授業内容を決めかねている」「考えている内容が今期の開催内容にそぐわない」などの相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

付録:講師希望者向け説明会資料

https://docs.google.com/presentation/d/173xssbYR_Kv6485ydFbD68IH7QvjJ4ZhZ87VqJA_ndY/edit?usp=sharing

11/13(水)に行われた講師希望者向け説明会の資料です。基本的には本募集要項に書かれている内容と同様になります。

付録:UniMagic憲章

魔術学舎United 理念文章 - UniMagic憲章

魔術学舎Unitedの理念について知りたい場合は、上のリンクよりUniMagic憲章をご覧ください。