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ソフトウェア

コンピュータを動かして何かしらの出力を得るための命令文やデータの集まり

なに?

ソフトウェアは「ハードウェア」と対になる言葉です。

ハードウェアは「コンピュータが何かしらの仕組みを動かしているときの、物理的に存在して直接目に見える部分」です。命令を処理するためのCPUやグラフィックボード、それらをつなぐマザーボードもハードウェアです。

それに対してソフトウェアは「コンピュータが何かしらの仕組みを動かしているときの、直接は目には見えない部分」です。ソフトウェアは、「誰かの技術者の手によって書かれた命令文やデータの集まり」ともいえます。

我々がVRChatの空間で過ごすためには、ハードウェアとソフトウェアの存在が不可欠です。ハードウェアは皆さんが所有するゲーミングPCそのものですし、ソフトウェアは「VRChatというアプリケーション」「VRChatを動かすためのUnityというゲームエンジン」「ソフトウェアを管理するためのWindowsというOS」などが挙げられます。

なお、「アプリケーション」「ゲームエンジン」「OS」いずれもソフトウェアの一種といえます。もちろん、VRChatもUnityもソフトウェアです。

ツール」もソフトウェアの一種といえますが、より特定の目的に絞った用途に使われることを強調したいときに使われることが多いです。

なぜ?

「なぜソフトウェアという名前がつけられたのか?」について、一つの考えを提示します。

ソフトウェアはソフト(soft: 柔らかい)+ウェア(ware: 製品)です。一方で、ハードウェアの意味はハード(hard: 硬い)+ウェア(ware)となります。

ハードウェア=硬い製品、は直感的に分かりやすいでしょう。我々の手元にあるパソコンやスマートフォンは金属を主とする素材でできており、ゴツゴツとしているものです。

一方でソフトウェアは、そんな硬いハードウェアの中に流し込まれるもの、すなわち流体のように柔らかいもの、というイメージをすることができます。

すなわち、直感的なイメージのしやすさからコンピュータの硬い部分=ハードウェア、柔らかい部分=ソフトウェアというような名付け方がされた、というように考えることができます。