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Build

なにかしらの「仕上げ」の工程を全部お任せすること

なに?

ビルドとは、プログラム開発の現場においては「ソースコードから実行可能なプログラムを生成すること」を指します。たとえばUnityをはじめとする統合開発環境には大抵の場合はビルドのためのツールが標準で備えています。

イメージとしては、「材料や設計図を揃え、それを基に家の建設指示をする(=ビルドする)」ような感じでしょうか。注目すべきなのは建築指示を出すだけであって、実際に建築作業をする必要はないという点です。材料や設計図を揃えるのは自分の役目ですが、仕上げの工程は専門家にお任せするような感じです。

開発者は一度「ビルド」の指示さえ出せば、後はコンピュータが自動で処理を行ってくれるのです。

VRCSDKにおいては、アバターをアップロードする過程のことを「ビルド」と呼ぶことがあります。

アバター改変をする我々にとっても、アバターの一式データさえ用意してしまえば後はビルドの指示さえ出せば「アバターが要件を満たしているかチェックする」、「アバターのデータを圧縮する」、「アバターをVRCのサーバにアップロードする」といった一連の手順をコンピュータが代わりにやってくれる、というメリットを日々知らずのうちに享受しているのです。