Armature
ボーンを入れるためのフォルダのようなもの
なに?
アーマチュア(Armature: 骨組み)とは、3Dモデルに動きをつけるためのもととなる骨格のことです。Unityにおいては、各アバターの子オブジェクトとして存在する「Armature」GameObjectに相当します。
アバター改変をやる上では、Armatureという概念はあくまでも「ボーンを束ねるためのフォルダのようなもの」というような認識で問題ないでしょう。
なぜ?
Armatureは、3DCGモデリングツールで「ボーンを統括して管理する」ために必要とされる機能です。Unityにおいても、Humanoidアバターのボーンを束ねるオブジェクト、という見方ではそのような機能があるといえるかもしれません。
余談ですが、Armatureの正体はBlenderなどの3DCGモデリングツールで3Dオブジェクトにボーンを入れる際に生成されるオブジェクトです。たとえばBlenderでは、1から作成したオブジェクトに対してボーンを入れる場合、Addメニューから「Armature」を選択します。そうすると、アウトライナー上に「Armature」というオブジェクトが生成されます1 。ボーンも同様に、モデリングツール上の操作に応じてArmatureオブジェクトの子オブジェクトとなるように生成されていきます。
Unityにおいて各アバターにある「Armature」GameObjectも、このオブジェクトが元になっているといえます。