Polygon
コンピュータグラフィックスにおいて立体を描写する基本単位
なに?
ポリゴン(Polygon: 多角形)は、3DCGで立体を表現するために使われる三角形や四角形などの多角形のことです。ポリゴンは、複数の点を辺で結び、アバターやワールドの構成物などの3Dモデルの表面を構成します。ポリゴン数が増えるほど、形状が滑らかになり詳細な表現が可能になりますが、処理負荷も増加します。
ちなみに、Unityでは元となるメッシュが四角形以上の多角形であった場合も内部では三角形として描画されるため、Unityの内部処理においては1ポリゴン=1つの三角形、といえます。
VRChatのアバターパフォーマンス1 においては「三角ポリゴンの数(単位: アバターに含まれるポリゴン(メッシュに多角形が含まれる場合は三角形となるよう分割した後)の数)」に影響します。
具体例として、3Dモデルの顔の表現には非常に多くのポリゴンが必要です。人間の顔の微細な凹凸や曲線を表現するため、数千から数万の三角形ポリゴンで細かく構成されることが多いです。
たとえば、BOOTHにおいて「3Dモデル」タグをスキ順に並べたときの上位10アバター2 の各モデルのポリゴン数は以下のとおりで、概ね数万~十数万ポリゴンほどで構成されていることが分かります。
# | アバター名 | △ポリゴン数 |
---|---|---|
1 | 桔梗 | 108,686 |
2 | マヌカ | 117,236 |
3 | まめひなた | 57,939 |
4 | セレスティア | 107,161 |
5 | 舞夜 | 69,117 |
6 | キプフェル | 69,961 |
7 | ゾメちゃん | 65,804 |
8 | 幽狐族のお姉様 | 53,831 |
9 | ラスク | 29,841 |
10 | しなの | 137,438 |
なぜ?
ポリゴンは、3DCGの初期から用いられている基本単位であり、簡単な計算で立体的な形状を表現できることから3Dモデリングやアニメーションにおいて重要な役割を果たします。ポリゴンを使用することで、計算負荷を抑えつつも、現実に近い形状の表現が可能になります。
例えば、コンピュータゲームのグラフィックスでは、ポリゴン数を抑えながらもリアルな描写が求められます。このため、ゲームデザインでは、プレイヤーに見える部分を中心にポリゴンを多く配置するなどして効率よく3Dオブジェクトを描画しています。