Parameter

プログラムの挙動を制御するための値や変数のこと

なに？

パラメータ(Parameter: 媒介変数)は、プログラムに影響を与える変数や値のことです。これにより、ユーザーや開発者が出力や動作をカスタマイズできるようになります。パラメータは、数値、文字列などさまざまな形式を取り得ます。プログラミングや数学的関数においては、関数の入力として使用され、その結果を決定します。

例えば、lilToonなどのシェーダー設定はインスペクターウィンドウから行えますが、光の当たり具合や色、影の濃さや色、テクスチャファイルなどをパラメータとして設定でき、最終的なビジュアル表現に影響を与えることができます。

似たような概念としてプロパティがあります。プロパティは「コンポーネントなどの何かしらのオブジェクトが保持する、所有している値」としての意味合いが強いですが、パラメータは「何かしらのオブジェクトに渡される値」という意味合いになります。たとえば「マテリアルで設定された値がシェーダーに渡される」という一連の流れを考えた場合、「マテリアルが設定する値」という視点に立ったときはプロパティですが、「シェーダーに渡される値」という視点に立ったときは「パラメータ」と呼べます。いずれにせよどちらも同じ値を取ることが多く、アバター改変ユーザとしてはそこまで呼び分けを厳密に気にする必要は無いと思われます。

なぜ？

パラメータは、柔軟性やカスタマイズ性を提供するために重要です。特定のシステムやプロセスを変更するためには、各要素の値を調整する必要があります。これにより、異なる条件やニーズに応じて挙動を変えることができ、さまざまなシチュエーションに対応できるようになります。